アドレス日本一周 west[121]
投稿日:2013年3月31日
沖縄本島最北の集落
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奥武島、屋我地島、古宇利島の3島をめぐり、国道58号に戻ると北へ。沖縄本島最北端の辺戸岬を目指してアドレスを走らせる。
大宜味村に入ると宮城島を通過するが、よっぽど気をつけていないと、気がつかないまま通り過ぎてしまうような島だ。
宮城島は塩屋湾口の小島。国道58号の宮城橋と塩屋大橋で本島とつながっている。
宮城島に入ったっところで国道58号を離れ、静かなたたずまいの集落内をひとまわりする。これがアドレスの強み。住民のみなさんにそれほど迷惑をかけずに走っていけるのがいい。家々の門柱には魔除けのシーサーが置かれている。赤瓦の屋根の上にもシーサーが見られる。庭にはパパイアの実がなっている。
国道58号に戻ると、左手に東シナ海を見ながら走る。
国頭村の中心、辺土名を過ぎ、辺戸岬に到着。岬の突端には「祖国復帰闘争」の碑が建っている。それには27年間にも及ぶ占領下の沖縄人の苦しみが刻み込まれている。碑の前に立つと、正面に与論島、左手には伊是名島と伊平屋島が見える。
「辺戸岬レストハウス」内にある「復帰記念資料館」(無料)を見学し、沖縄本島最北の集落、奥へ。ここが沖縄本島内の国道58号の起点になる。
奥では「奥交流館」内の「郷土資料館」(入館料200円)を見学。沖縄特有の船のサバニと漁具の展示が目を引いた。そのあと「奥共同売店」でパンを買って食べた。この「奥共同売店」こそ、沖縄の各地にある共同売店の第1号店。明治39年(1906)にできたという。
奥からは県道70号で沖縄本島の東側、太平洋岸を南下していく。交通量のきわめて少ない道で、左手に太平洋を眺めながら気分よく走れる。安田、安波を過ぎると、夕日が山原の山中に落ちていく。
沖縄本島北部一帯の山原は、沖縄でも一番豊かな自然が残されている。沖縄本島の最高峰、与那覇岳(498m)を遠くに見ながら南下し、東村に入ったあたりでとっぷりと日が暮れた。
村役場近くの民宿「マリンガーデンひがし」に泊まった。
ここでの夕食はウナギ、餃子、ヤマイモ、それとモズク。オリオンビールを飲みながらの夕食だ。
2008年10月22日 走行距離:187キロ(合計5,355キロ) |
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費用: | |
伊是名島へのフェリー(往復) | 7,650円 |
昼食 | 550円 |
ガソリン | 460円 |
郷土資料館 | 200円 |
パン | 100円 |
ビール | 500円 |
宿泊(1泊2食) | 4,750円 |
合計 | 14,210円 |
総計 | 286,393円 |